今日大垣市で行われた、環境市民フェスティバル「太陽光発電シンポジウム」に参加してきた。テーマは「太陽光発電やグリーン電力証書の実態および将来性について」3人の発表があった。
最初は中部経済産業局エネルギー対策課課長補佐木村英樹氏。タイトルは「再生可能エネルギーと太陽光発電導入促進について」。導入支援政策やRPS法、固定買い取り制度など全般的な話であった。最後のスマートグリッドについてはもっと詳しく聞きたかった。
二人目はサンヨーソーラーエナジーシステム(株)中 部支店支店長長嶋功氏の話。一般的な太陽光発電システムの話。シミュレーションの中にサンヨーの発電効率の良さを感じた。他社と比較することなく中立を心がけていたようだが、どことなくサンヨーよりであった。まあ、自社の宣伝は仕方ないが。
最後はNPO法人 太陽光発電所ネットワーク事務局の話。事前の案内では事務局長の都筑健氏であったが、実際は事務局次長の手塚智子氏であった。都築氏の話を聞きたかったので、ちょっと残念。タイトルは「グリーン電力証書の実態と将来性」。大垣市の取り組みの優位性として、単価の話をされた。PV-Netは1kWh当たり12~18円で証書を売り、発電者には1kWh当たり7.5円で買いとることを想定しているが、大垣市は10円で証書を売り、20円で発電者から買いとるそうだ。そこに市のやる気と継続性に掛ける意気込みを感じると話された。確かにそうだ。
最後の質疑応答のところで、参加者から蓄電器の質問が出た。木村氏が答えたが、答えられないだろうと思った。案の定答えになっていない。私の回答は、pcsホームページの良くある質問に書いてある。もうひとつの質問は全量買い取り制について。最初に手塚氏が答えたが、もっとつっこんでPV-Netの主張を展開して欲しかった。木村氏に遠慮したのか、ちょっと不満。同じ質問を参加者が木村氏に回答を求めたが、「まだ検討中」の返答。まあ、しかたないな。施工業者の方が、「客から全量買い取り制に対応した施工をして欲しいと言われて困っている」と言われたのはびっくり。全量買い取り制については、後日寄稿する。
終了後手塚氏に、我が家で起こっている電圧上昇抑制の資料を見せながらどうしたらよいか質問した。資料を見ると「これはひどいですね。施工業者に相談した方が良いですよ」の回答。一緒にいたPV-Netの人はシャープに聞いてくださいとのこと。近々シャープの人に会うというと、何と答えたか教えて欲しいと言われた。尋ねてみよう。
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