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今晩池上彰のよくわかるニュースを見た。流石に池上彰、よくわかる。地球温暖化のことを解説していた。まず、京都議定書について。期限まで残り2年、日本の目標は-6%だけど、現状では+1.6%。ドイツは大幅目標超過、ギリシアは目標から大幅後退。アメリカはなんと京都議定書を破棄。ひどい。この目標を達成できないと次回の目標の時に未達成分の1.3(?)倍のペナルティーが科せられる。また、目標達成までの計画書の提出が要求される。何よりもきついのは排出権の購入が出来なくなることだ。現在CO2、1tあたりヨーロッパでは1200~1500円で取引されている。日本が7%分全部排出権で賄うとする。すると1%減らすためには約1300万tのCO2を減らす必要があり、費用は約1000億円となるそうだ。排出権で処理することは実は一番経費が少なくすむ。以前参加した経済産業省の全量買取制フォーラムで説明があったが、日本独自でその分のCO2を減らそうとすると、排出権で購入する分の約10倍の費用がかかるそうだ。かといって金で済まそうという姿勢は良くない。一人一人がCO2を減らす努力をすることが求められる。太陽光発電がもっと普及すると良いのだが。

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