太陽光発電システムは、確かにCO2を出さない再生可能エネルギーシステムだ。しかし、それを作るのにCO2を排出するでしょう。そのときに、大量のCO2を排出していたら、意味ないじゃない。
製造時に投入したエネルギーを、システムによって発電されるエネルギーにより回収されるまでの期間を示したものが、EPT(エネルギーペイバックタイム)。「こざかしいことを言うな」と言わずに、計算してみましょう。
NEDOが計算したところ、100MWでは、結晶系シリコンの場合は1.5年、アモルファスシリコンの場合は1.1年。太陽光発電システムの寿命を20年と考えると、1.5年は、省エネ、残りの18.5年は創エネとなる。
火力発電などはエネルギーを投入し続けるので、投入エネルギーを回収することは不可能だ。
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