著者の都筑氏はNPO法人太陽光発電ネットワークの事務局長。また、長年市民運動をやられた方で、なるほど造詣が深い。他の本とは切り口が違う。一般の方に是非とも理解しておいて欲しいこと2点について解説してある。1点目はグリーン電力証書について。2点目は全量買取制の問題点について。
1点目は我が家も愛知県のグリーン電力証書需要創出モデル事業のモニターに参加しているため、恩恵を被っている。2点目は以前著者が書いた全量買取制の問題点についての文章を、わかりやすく書き直したもの。確かに以前の文章は難解であった。直接都筑氏に聞いてわかったが。
太陽光発電はメンテナンスフリーとは言いにくく、日頃の点検が大切なこと、そのためにPV-Netの活動をしていることなどについて触れられている。原発に対する考え方も参考になった。繰り返すが、グリーン電力と全量買取制に関しては是非とも読んで欲しい項目だ。本の紹介は、ぶくろぐへ。
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