太陽光発電協会は、震災で破壊された太陽電池パネルの取扱いに対する注意事項を発表した。ポイントを引用する。
同協会がとりまとめた、太陽電池パネルが震災で破壊された家屋に残っている場合、あるいは、屋根から外れてがれきとなって堆積している場合の取り扱い手順は以下の通り。
(1)素手でさわらないこと。
(2)救助及び復旧作業などで壊れた太陽電池パネルに触れる場合は、乾いた軍手やゴム手袋など絶縁性のある手袋を着用すること。
(3)複数の太陽電池パネルがケーブルでつながっている場合は、ケーブルのコネクターを抜くか、切断すること。可能であれば、太陽電池パネルに光が当たらないように段ボールや板などで覆いをするか、裏返しにする。さらに、可能であれば、ケーブルの切断面の中の銅線がむき出しにならないようにビニールテープなどを巻くこと。
(4)太陽電池パネルを廃棄場に運ぶ際には、念のため、ガラスを金づちなどで細かく破砕すること。
(5)夜間・日没後など日射のない時の作業については、太陽電池パネルは発電していないが、日射がある時と同様の点に注意して作業を行うこと。
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